● 歴史 ●
若ごぼうはキク科の2年草で、繊維質が豊富で新陳代謝を活発にするとして昔からよく食べられてきました。
元々は日本には自生せずに、原産地はヨーロッパからアジアにかけての温帯地方です。
中国から薬草として渡来したといわれ、平安時代には食用とされるようになり、全国に広まったのは江戸時代と考えられています。
若ごぼうもかつて江戸時代には、現在の大阪市内の上町大地で多く作られていましたが、大正の頃に現在の八尾市域にも栽培が広がりました。
戦後、都市化の進展とともに大阪市や八尾市の西部では栽培されなくなり、現在では南高安地域が中心産地となっています。
● 食味 ●
若ごぼうは、根を利用する普通のごぼうと異なります。芽吹いたばかりの若いごぼうの茎と根、さらに葉までもたべることができ、
独特の歯ざわりと豊かな香り、心地よいほろ苦さが特徴です。
また、江戸時代からの伝統といわれる独特の矢型の束で市場に出回ることから「やーごんぼ」とも呼ばれ、
昔から春を呼ぶ野菜として親しまれてきました。
● 旬 ●
若ごぼうの収穫はハウス栽培のものが1月下旬から2月下旬、トンネル栽培のものが2月中旬から3月中旬、
露地栽培のものが3月中旬から4月初旬に行なわれます。
気象の温暖化や他産地の出荷が早いため、八尾市でも最初に生えた葉茎は霜枯れを待たずに、ほとんどが刈り取りされるようになってきました。
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